3月の日記 シュニトケ 「12の回心のための詩篇(懺悔 カルジュステ)」 スウェーデン放送合唱団
今日のお天気は晴れ。
わが家の梅の花が満開です。
音楽CDのお話でも……
現代の合唱曲から、最近取り寄せてよかったものをご紹介。
アルフレート・シュニトケ「12の回心のための詩篇(懺悔 カルジュステ)」 Alfred Schnittke: Psalms of Repentance スウェーデン放送合唱団 Swedish Radio Choir の図。
シュニトケ「12の回心のための詩篇」(1988)は、旧約聖書のアダムが楽園を追われてから回心するまでのいきさつを描いた作品。ロシアのキリスト教受洗千年祭を記念して作曲されたそうです。
スウェーデン放送合唱団 Swedish Radio Choir
トゥヌ・カユステ Tonu Kaljuste (指揮)
録音は1996年2月、レーベルはECM。北欧の合唱団らしい、こころに染み通るような合唱の響きを楽しめます。
詳細:ECM
https://www.ecmrecords.com/catalogue/143038752235/alfred-schnittke-psalms-of-repentance-swedish-radio-choir-tonu-kaljuste
詳細:HMV
http://www.hmv.co.jp/artist_シュニトケ(1934-1998)_000000000026251/item_懺悔 カルジュステ-Swedish-Radio-Choir_712374
旧約聖書~ロシア正教については知識がないので、回心のための詩篇の詳細、その背景や物語については正直よく分からない。日常の裂け目、奇妙な時空の歪みに聴き手を引き込んでゆくかのような不気味さと美しさ、記憶の奥底を覗きこむような懐かしさ、20世紀の回心ための道標……
3月はこんなところです。
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