鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

4月の日記 バッハ 「音楽の捧げもの」 ニコラウス・アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

 今日のお天気は晴れ。

 わが家のバラのつぼみがふくらんできた。

 音楽CDのお話でも……

 バッハ「音楽の捧げもの」は、カール・リヒターのものを気に入っていて、よく聴いていた。ここ数年、アーノンクールのCDからよさそうなものを集めていて、先月いずれコレクションに加えようと思っていた「音楽の捧げもの」を取り寄せた。

バッハ「音楽の捧げもの」ニコラウス・アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」

 バッハ「音楽の捧げもの」 Bach: Musikalisches Opfer BWV 1079 ニコラウス・アーノンクールウィーン・コンツェントゥス・ムジクス Nikolaus Harnoncourt & Concentus Musicus Wien の図。

 レーベルはダス・アルテ・ヴェルク Das Alte Werk (テレフンケンの古楽専門レーベル)、1970年、ウィーンでの録音。やや古い録音ですが、しなやかさの感じられる美しい音質です。

 リヒターの演奏に馴染んだ耳でアーノンクールの演奏を聞くと、はじめはなにか薄味でものたりない印象があった。いまひとつかなぁ~ と思いつつ、数回、繰り返して聴くうちに(アーノンクールの演奏になじんでくると)、これはこれで素敵な演奏だと思えるようになった。シンプルで自然体のいきいきとした生命感、厳しく求めるだけがバッハじゃないよ、アーノンクールのそんな声を聴いた気がした。

 「音楽の捧げもの」の中心には深淵があって、でもその深淵を直接描くことは出来なくて、旋律がその周囲を自在に姿を変えながら旋回している……

 4月はこんなところです。

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