鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

小説を読むことについて

 今日はほどほどによい天気のいち日だった。

 ときおり雲のあいまから、明るい日差しが顔をのぞかせていた。

 読書のお話。

 本を読むことは好き。むかしは、それなりに本をよく読んでいた。でも、2年ほど前に体調を崩してしまってからは、読書が上手くできなくなった。

 読書といえば、いままで読んだ本(おもに村上春樹の小説やエッセイ+詩集)をぱらぱらとめくって、ところどころを拾い読みするくらい。

 読みたい小説を買ってはくるのだけれど、読みはじめて20ページくらいでやめてしまう。それが素晴らしい小説だっていうことは分かっているから、いまのわたしのつたない読書が申し訳なく思えてやめてしまう。

 小説を読むことは、人生と同じ一度きりの体験だと思っているから、大切にしたい。

 それでも、この2年くらいで、で体調の方もずいぶんと回復してきた。体調がよくなって、こころが充実してくると、小説をきちんと読みたいという気持ちもつよくなってくる。

 そんなとき、ちょっと不思議な夢を見た。あの村上春樹さん(今日は「さん」付けです)が夢に出てきた。わたしの夢には著名人がときどき登場するのだけれど、村上春樹さんが出てきた夢を見たのはこれがはじめてだった。

 鮮明な夢で、その内容もよく覚えている。出会った場所は庶民的でこぢんまりとしたスーパー。わたしがレジにならんで順番を待っていると、そこに村上春樹さんが現れた(カジュアルなスーツ姿が素敵だった)。

 わたしも村上春樹さんも、このスーパーをよく利用している常連さんらしい。ごく自然な雰囲気で、わたしは村上春樹さんと気軽に立ち話(あくまでもわたしの夢のお話です)。

 そこで村上春樹さんは、自作の小説の冒頭のシーンについてお話しされた。そして、そのお話のなかで、ひとりの作家の名前をあげられた。

 その夢を見たのは、わたしが買い物に出かけた日12/22のことだった。あの日のブログには書かなかったけれど、わたしは大型スーパーの本屋さんで、その作家さんの文庫本を買った。

 その作家さんのどの本を買えばよいのかは、その夢の内容から考えて分かっていた。それは全4巻の作品。その本屋さんには第1巻から第3巻までしかなかったけれど、とりあえずその3冊をまとめて買った。

 いまその小説を読んでいる。どの巻も400~500ページくらいの長さなので、いまのわたしにとっては読み終えるのに、それなりの時間がかかりそう。少しずつ読みすすめて、第1巻の68ページ目まで読み終えた。

 時間がかかってもよいので、自分で納得できる読み方で、読みすすめていきたい。

 12/20の日記で、「クリスマスの夜にわたしはその『考え』をプレゼントされるらしい」って書いたけれど、その『考え』って、いまここに書いたようなことだったのかな? よくは分からないけれど……

 これからのことが、なんとなく楽しみ。

 今夜はこんなところです。 

 

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