鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

怖い夢を見た ドストエフスキーは昨夜読み終えた

 怖い夢を見て、目が覚めた。

 わたしは、いろいろな夢を見るけれど、怖い夢はほとんど見ない。なので、今朝見た怖い夢はひさしぶりに見た怖い夢。

 夢の舞台は、わたしが寝ていた寝室。だからその夢には、とてもリアリティがあった。怖かった場面は、ほんの5秒ほど。でもね、その時わたしはほんとうに怖い思いをした。

 目が覚めてから、しばらくは心臓が痛いくらいにどきどきと脈打っていた。

 夢の内容についたは、ちょっとお話しできないな。ごめんなさい。夢に出てきた彼女(少女)に、悪意はなかったと思うから。でもね、ほんとうにこわかったよ、ほんとうに……

―― † ――

 ドストエフスキーの『白夜』を昨夜読み終えた。読んでよかった。

 物語そのものは、なんてことない男女の恋のお話なんだけどね、でもなにかがちがう。なにがどうちがうのかは、説明することがむつかしい……

 説明がむつかしいからこそ、これは、わたしの読みたかった小説だと思った。簡単に説明出来てしまうものって、つまらないでしょ。

 この小説は、いつくもの細い言葉の糸で、なにかとても大きな世界とつながっている、わたしにはそのように感じられた。その細い言葉の糸が、糸電話の糸ように、わたしになにかを伝えようとしている、そう思った。

 かすかな振動が、こころのふるえとなって、わたしに届けられた。その振動が予感の胸の高鳴りのように、わたしのこころに残っている。

 これから少しずつ、ドストエフスキーの作品を読んでいきたいな。作品が書かれた年代順に読んでいくのがいいかなって思っているけれど、どうだろう?

 でもあれだよね、これ以降の作品は、「甘い感傷的ロマン」(訳者の解説)ではなくなっていくんだよね。

 これから、日課の散歩に行ってきます。

 

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