鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

どうにも調子が…… 詩についての断章

 今日もよい天気のいち日だった。

 でも、どうにも調子がよくないな…… まあ、そのようなことは、あまり気にせずにやってゆこう。

 昨日書いた詩「夜の大海原」は、このブログのなかでいちばん長い詩(といっても、たいした長さではないけれど…)。このブログをはじめた頃の詩は、どこか断片的なものだった。この頃は、いくらか物語的な展開の詩を書いている。

 詩を書くのは、考えてつくるというより、今朝見た夢を思い出す感覚にちかい気がしている。はじめの言葉が、ふっとわたしのなかに訪れたとき、詩はすでに出来上がっている。あとは夢を思い出すように、感覚的なものをたよりに文字を綴るだけ。

 そのようにして生まれる詩には、不思議なちからづよさを感じことがある。わたしが書いたのだけれど、わたしが書いたのではない感覚。ただ、そこに言葉があるというだけではなくて、どこか別の世界とつながっている感覚。

 その、どこか別の世界について語る言葉をわたしは持たないけれど、わたしはその世界のことを大切にしている。その世界は、わたしにいろいろなことを教えてくれる。

 詩を読むとき、詩の言葉がわたしのなかを通ってゆく。どこか別の世界とつながっているその言葉は、わたしのこころのなかを、昇ったり、降りたり、宙を舞ったりする。わたしは、その感覚がとても好き。

 わたしは詩が好き。息をすることと同じ、シンプルなこと。

 

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