わたしがいちばん使っている紙はコクヨの…
今日のお天気は快晴。
わたしがいちばん使っている紙をご紹介。
わたしが愛用しているのはツバメノート。でも、それ以上に使っている紙がある。メモ用というか、覚え書き用の紙。
わたしは詩をつくることが好きなので、思いついた言葉やイメージは、その内容にかかわらず、すべて書きとめるようにしている。その書きとめた言葉をしばらく(1週間~1ヶ月くらい)ねかせておていから、わたしにとって大切と思われるものを整理してノートに書き写す。
わたしはそのような紙を、毎日2~5枚くらい使っている。それらは純粋に覚え書き用の紙なので、大切なところをノートに抜き出した後は、みんな捨ててしまう(どうしても取っておきたいところは、はさみで切り抜いて保存しています)。
そのようにして消費する紙をコスト重視で選べば、コピー用紙をまとめ買いするのがいちばん安いように思う。でも、わたしは筆記用具に万年筆しか使わないので、文字を綴るときに気持ちよく筆記できるかどうかも、わたしにとっては大切だったりする。
わたしのなかで、コピー用紙と万年筆の相性はいまひとつよくない。すべてのコピー用紙を試してみたわけではないけれど、コピー用紙って、どことなくもわっとしていて、やわらかい気がする。
わたしは早書きなので(覚え書きをするときはとくにそう)、筆圧が高め。コピー用紙に早書きすると、ペン先が紙に沈み込む感覚があって、なんだか気持ちがわるい。わたしは、ぱりっとしている紙が好き。それからコピー用紙は妙に白っぽい。わたしはナチュラルな白さの紙が好き。
そんなわたしの要望にこたえてくれる紙はというと……
そう、この紙です。コクヨの計算用紙、セミB5サイズ、無地、100枚。
もう、これしかありません! わたしはこの紙がとっても好き。いままで100冊以上は消費したように思う。
肌触りがぱりっとしていて、薄くて、白すぎない自然な風合い。万年筆を使ったときに、適度に抵抗感のあるサーフェス。インクのひげが出たり、裏抜けすることもない(モンブランのブラック及びブルーブラック使用の場合)。お値段は、100枚で200円ちょっと。
安価な紙なので高級感は(まったく)ないけれど、かわりに紙本来の素朴さがそこにはある。ひとによっては万年筆で筆記した場合、その書き味がざらざらしているという感想を持たれるかもしれない。でも、わたしはこの微妙なざらざら感が好き。
それは、紙に万年筆で書くこのとプリミティブな快楽をわたにし教えてくれる。これは清書のための紙ではないから、エレガンスはいらない。コクヨの計算用紙+モンブラン146ボルドーF+モンブランのブラックは、わたしにとって素早く文字を綴るための、タフでワイルドな組み合わせ。
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