鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

調子はあいかわらず… 激しい雨が降りはじめた

 今日は曇り空、ときどき小雨のお天気。

 湿り気を帯びた大気が、春先のそれのようにあたたかい。鉢植えのヒヤシンスに小さな花芽がのぞいてた。ヒヤシンスは好きな花。

 調子は昨日とあまりかわらない。寝たり起きたり。

 ベッドに寝ていると、寝ているにもかかわらず後ろに転びそうな感覚があって、少し怖い。うとうとしていると、空耳で玄関のチャイムの音が聞こえたりして落ち着けない。

 小雨が大粒の雨にかわった。遠雷が聞こえる。窓のひさしに打ちつける雨の荒々しい雨音。激しく降る雨で思い出すのはここ。

 村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』より。

 私はこれで私の失ったものをとり戻すことができるのだ、と思った。それは一度失われたにせよ、決して損なわれてはいないのだ。私は目を閉じて、その深い眠りに身をまかせた。ボブ・ディランは『激しい雨』を歌い続けていた。

 しっとり降る雨もよいけれど、激しく降る雨も好き。

 わたしの眠りは休息、人生を放棄した眠りじゃないよ。

 

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