鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

雨降り 「暁の寺」を読みはじめた

 今日は雨降り。

 ときおりつよい風が吹いて、窓ガラスを打ちつける雨粒がぱらぱらと音をたてている。

 三島由紀夫暁の寺』を読みはじめた。「バンコックは雨期だった。空気はいつも軽い雨滴を含んでいた」小説のはじまりを告げる語りが、わたしのこころにしっくりと馴染む。

 (……)雲の外周の空は燦爛とかがやいていた。驟雨の来る前の空の深い予兆にみちた灰黒色は凄かった。その暗示を孕んだ黒は、いちめんの緑のところどころに椰子の木を(……)

 いやがうえにも何かを期待させずにはおかないこの語り。わたしの期待を裏切らない物語を楽しみにしています! (出来たら物語中心でお話をすすめてほしいけれど、これはむりな注文?)

 

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