鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

モノクロームの情景 太鼓橋の猫さん

 今日のお天気は晴れ。あたたかないち日だった。

 こちらの調子は、回復の傾向。

 でも、それを見透かすように外出の案件が発生。あまり調子のよくないときにお出かけして、人と話をするのは、ちょっとつらい。

 写真は、太鼓橋の猫さん。場所はいつもの神社。3月中頃の撮影。いまの気分で(この猫さんも白黒ということで)、モノクロームの写真に仕上げてみた。白と黒の世界には、どこかしんとした静けさがある。こころが落ち着く。

 猫さんの、凛々しいカメラ目線が素敵。

猫

 写真を撮っていらっしゃる方には、そうそうと肯いてもらえると思うけれど、シャッターを押した瞬間に、撮れた! と手応えを感じることがある。そういうときは、気に入った写真が撮れていることがおおい。

 この猫さんには、計5枚ほど写真を撮らせてもらった。5回目にシャッターを押したとき、手応えを感じた。

 いまので、撮れたかな…… と思った。

 でも、少し心配だったので、保険でもう1枚写真を撮ろうとしたときのこと、猫さんがすっと立ち上がった。

 あら!

 そのまま、すたすたと歩いて通りへでてゆく猫さん。その後ろ姿が

 いまので撮れてるだろ、じゃあな、あばよ!

 と言っているみたいだった。なかなか写真のことを分かっていらっしゃる。

 せめてお名前を! と思ったけれど、その声が届いたのか、届かなかったのか、猫さんは通りの奥へと消えていった。

 猫さん、素敵な写真をありがとう!

 

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