明るい夏 「1Q84」読書中《3》
今日は朝から気温がぐんぐん上昇。
暑い日がつづく……
村上春樹『1Q84』は「BOOK3」の第18章「(天吾)針で刺したら赤い血が出てくるところ」(372ページ)まで、読みすすめた。
読書は順調。日々100~150ページくらいのペース。
お話は面白い。村上春樹の過去の作品を連想させるところもあれば、いままでにない新しい展開だなあと思わせるところもある。このお話はいろいろと盛りだくさんではあるけれど、わたしとしては現代を舞台にした「神話的恋愛のお話」かなあという印象。
(『1Q84』は『アンダーグラウンド』とのつながりを感じさせるところもある。でも、その部分はいまのところ控えめな展開かなと思う…)
川奈天吾と青豆雅美は、出会うことが出来るのだろうか? ふたりが出会えば、そこからまた新しいお話が始まるわけだけれど……
「BOOK3」は、あと230ページほどで終わってしまう……
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昨日、ふと思いついてマーラーの交響曲第4番「大いなる喜びへの讃歌」を聴いた。
マーラーの交響曲では、4番と5番が好き(というか他はあまり知らない)。4番の交響曲を聴いていると、空想的(天国的、宇宙的)なめまいのようなものを感じることがある。
とても不思議な感覚…… 音楽にこころをゆだねるって、なんかいいな。