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鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

この頃のこと 詩についてのメモ書き

 今日のお天気は晴れたり曇ったり。

 気温はあたたか。

 2/18の記事に、風邪の具合はいまひとつと書いたのだけれど、あれからしばらく後、突然の体調不良に襲われた…… (詳細は省略…)体調が思わしくないと、気分も沈みがち。

 日々をゆったりとリラックスしてすごすようにこころがけよう。

―― † ――

 詩についてのメモ書き。

 ボルヘス『詩という仕事について』(岩波文庫)から引用しよう。

 私は作品を書くとき、読者のことは考えません(読者は架空の存在だからです)。また、私自身のことも考えません(恐らく、私もまた架空の存在であるのでしょう)。

(……)

 結局のところ、言葉とはなんなのでしょうか? 言葉は、共有する記憶を表す記号なのです。(……)私の考えでは、われわれは暗示することしかできない。つまり、読み手に想像させるよう努めることしかできない。頭の回転が速ければ読み手は、われわれのちょっとしたヒントで満足するのです。

 作品(詩)、私(作者)、読者の関係のなかで、作品世界にもっとも誠実であろうとするその姿勢を素敵に思う。作品を書くとき、「それを損なわないように最善を尽くす」とボルヘスは語る。

 わたしたちは、それぞれにゆたかな言葉~記憶~イメージの体系を持っている。「暗示」と「想像」の組み合わせは、「説明」と「理解」の組み合わせより、はるかに美しい。

 

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