6月の日記 バルトーク 「ピアノ作品集(ルーマニア民俗舞曲・他)」 リリー・クラウス
今日のお天気は曇り。
ぼんやりとした空模様。
音楽CDのお話でも……
わたしは「もの」との出会いを大切にしたい方なので、そのうち購入しようと思っていて、そのままになっている音楽CDや書籍がいくつかある。やがて購入することが確実なら、とりあえず購入しておけばいいようなものだけれど、そのような買い求め方は、なぜかしづらい(どうしてだろうね?)。リリークラウスのバルトーク「ピアノ作品集」もそんないち枚だった。
先月末のこと、ふとこのCDのことを思い出して取り寄せようと思った(なぜ、そのように思ったのかのは、このわたしにもよくわからない…)。
バルトーク Bartók 「ピアノ作品集(ルーマニア民俗舞曲・他)」 リリー・クラウス Lili Kraus の図。
レーベルはヴァンガード・クラシックス。「ヴァンガード名盤選」第4回発売10タイトルのなかの1枚。録音は1980年11月。録音は良好で、リアリティのあるピアノの響きを楽しめます。宇野功芳の丁寧な解説付き。
詳細:HMV (試聴できます)
http://www.hmv.co.jp/artist_バルトーク-1881-1945_000000000018574/item_ピアノ作品集 L-クラウス(p)_2565026
リリー・クラウスのピアノで聴くバルトーク「ルーマニア民俗舞曲」「ハンガリーの民謡」「ハンガリー農民の歌」他(全52曲)には、いきいきとした生命の感覚がある。音楽の魅力はさまざまあるけれど、このような「生命感」に触れることは、なにものにもかえがたい(購入して以来、繰り返し聴いています)。
またひとつ、大切に聴きつづけたいCDがコレクションに加わった。
6月はこんなところです。
ご案内
- スヴャトスラフ・リヒテル 「ソロ・レコーディングス」
- ラドゥ・ルプー 「ソロ・レコーディング全集」
- マリア・ジョアン・ピリス 「ソロ・レコーディング全集」
- ドビュッシー 「前奏曲集」 エマール
- ショスタコーヴィチ 「24の前奏曲とフーガ」 メルニコフ