鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

6月の日記 バルトーク 「ピアノ作品集(ルーマニア民俗舞曲・他)」 リリー・クラウス

 今日のお天気は曇り。

 ぼんやりとした空模様。

 音楽CDのお話でも……

 わたしは「もの」との出会いを大切にしたい方なので、そのうち購入しようと思っていて、そのままになっている音楽CDや書籍がいくつかある。やがて購入することが確実なら、とりあえず購入しておけばいいようなものだけれど、そのような買い求め方は、なぜかしづらい(どうしてだろうね?)。リリークラウスのバルトーク「ピアノ作品集」もそんないち枚だった。

 先月末のこと、ふとこのCDのことを思い出して取り寄せようと思った(なぜ、そのように思ったのかのは、このわたしにもよくわからない…)。

バルトーク「ピアノ作品集(ルーマニア民俗舞曲・他)」リリー・クラウス

 バルトーク Bartók 「ピアノ作品集(ルーマニア民俗舞曲・他)」 リリー・クラウス Lili Kraus の図。

 レーベルはヴァンガード・クラシックス。「ヴァンガード名盤選」第4回発売10タイトルのなかの1枚。録音は1980年11月。録音は良好で、リアリティのあるピアノの響きを楽しめます。宇野功芳の丁寧な解説付き。

 リリー・クラウスのピアノで聴くバルトークルーマニア民俗舞曲」「ハンガリーの民謡」「ハンガリー農民の歌」他(全52曲)には、いきいきとした生命の感覚がある。音楽の魅力はさまざまあるけれど、このような「生命感」に触れることは、なにものにもかえがたい(購入して以来、繰り返し聴いています)。

 またひとつ、大切に聴きつづけたいCDがコレクションに加わった。

 6月はこんなところです。

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