11月の日記 ショスタコーヴィチ 「交響曲第10番ホ短調 作品93」 ヤンソンス&コンセルトへボウ管弦楽団
今日のお天気は晴れ。
ずいぶんと寒くなった。
音楽CDのお話でも……
ショスタコーヴィチの交響曲は、これまでCDを何枚か購入しているのだけれど、いまひとつしっくりこないことがおおかった(演奏はすばらしいのだけれどなにか肌にあわないといいますか…)。
交響曲には縁がないのかなと思いつつ、先月のことYouTubeでたまたま聴いたヤンソンスのライヴがよかったので調べてみるとRCOからCDとして発売されていた。さっそく取り寄せてみることに。
ショスタコーヴィチ「交響曲第10番ホ短調 作品93」 Shostakovich: Symphony No.10 in E minor, Op 93 ヤンソンス&コンセルトへボウ管弦楽団 Mariss Jansons & Royal Concertgebouw Orchestra の図。
2009年1月29日、2月1,4日、アムステルダム、コンセルトへボウでのライヴ録音。SACD Hybrid です。
詳細:RCO
https://www.concertgebouworkest.nl/en/shostakovich-symphony-no-10
詳細:HMV
http://www.hmv.co.jp/artist_ショスタコーヴィチ(1906-1975)_000000000021314/item_交響曲第10番 ヤンソンス&コンセルトへボウ管弦楽団_5376446
たとえば、ムラヴィンキスーのショスタコーヴィチは一度体験すればそれでよいみたいな感じがあって、繰り返し聴きたいとは(さほど)思わない。ヤンソンス&コンセルトへボウ管弦楽団のショスタコーヴィチはお気に入りの書物をひもとくみたいに繰り返し聴きたくなる。HMVの解説では「ヤンソンスのショスタコーヴィチ解釈は、いわゆるソ連、ロシア・ローカルなものから脱却したものとなっているのが特徴で~」とあるので、なにかそのあたりと関係があるのかもしれない。
10番は聴きはじめると、あやしげなテーマパークに迷い込んだみたいで退屈しない。楽曲の細部に奇妙なおかしみの感覚があって、そのあたりを気に入っている。録音も誇張のない自然な雰囲気でよいです。
11月はこんなところです。
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