2010-05-21 折りたたむ 詩 ある夜こころを小さく折りたたむこころが小さくかたくなる殻の内側の暗さ 休もう (なにものにも惑わされない眠りがここにある) やがて折り目がゆるゆると解けてゆく息をする 鼓動する 温かさがめぐる明るさは初夏の緑の匂いだったひらかれたこころが未来に言葉を拾う #0070 次回 キャンディ 前回 明るい窓辺