2010-07-28 夏と記憶 詩 夏に秋の星座を夢見る鯨たち巨大な群れは〈美〉の気配にむかって泳いでいた (水 平 線 ニ 明 ル イ 色 ヲ 見 ツ ケ タ ヨ) 幻想には終わりがない 葡萄棚の下を歩くかいま見た未来が記憶の辺土に埋もれてゆく水晶のような硬さのなかに沈んでゆく #0090 次回 ベルベット 前回 夜の記憶