2010-10-01 ぼくたちを乗せた船が 詩 ぼくたちを乗せた船が いま沈んでゆく夢が終わるように ではなく夢などそのはじめからなかったかのように 誰の声? 波の音?それは大海原との絆のように ぼくたちに用意された幸福な悲しみだったのか 海鳥たちよ! 水夫は沈んでゆく船に最後まで残り生命の擾乱の死装束をまとった英雄の顔をしていた物語はここに終息した #0100 次回 朝靄 前回 大切な日を