2010-10-16 夜の森 詩 泉から溢れる水は言葉と夜をつれて森を流れたわたしは小径を歩き月と戯れた 落葉の匂いがするよ 記憶とやさしさが姉妹のように寄り添っていたあの頃の息を潜めた〈暗い生〉をわたしは知っている 不安に沈んでゆく木々のざわめきをくすくすと笑った精霊よ! いま わたしのこころはここにあります #0108 次回 憂愁の予兆 前回 希望のおもみで