2010-12-03 窓辺はふじ色の闇 詩 窓辺はふじ色の闇暗さは距離を曖昧にしてくれるから好きなんだソファは空席 きみの不在をぼくは推し量る 幾星霜集められた記憶の断片は標本箱の蝶のようだね小さな部屋から遠くを眺める硫酸紙のように きみの夜へとこころが透けてゆく #0121 次回 真夜中には 前回 家の記憶