お散歩写真 スイセン
今日のお天気は晴れ。
日差しはうららか。
桜の季節ではありますが、いまの気分で前回にひきつづきスイセンの写真でも……
わが家の庭にもりもりと咲いたスイセンの図。
よりあつまり、いっせいに花咲く黄色い花って、なんかいい。こころに元気がでてくるといいますか…… 太陽によりそう明るさよ、あたたかさよ、黄金の甘美な国を夢見る花よ…… (ウィリアム・ブレイクふうに歌ってみた…)。
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そういえば…… (このようなことをふと思い出してしまうこともある)
T・S・エリオットの代表作『荒地』(The Waste Land,1922)によると4月は「残酷極まる月」らしい……
I. 埋葬
四月は残酷極まる月だ
リラの花を死んだ土から生み出し
追憶に欲情をかきまぜたり
春の雨で鈍重な草根をふるい起すのだ(……)
このしがみつく根は一体何んだ
このじゃりの多い塵から どんな枝がはえるというのだ
人間の子よ 君には何もいえない なんにも見当がつかないのだ
というのは君は毀れた偶像の山しか知らないのだ(……)
(訳は西脇順三郎)
わたしは本当の残酷について、なにも知らない。それでも、4月の青空と桜並木の彼方から響いてくる残酷のエコーに怯えていた日々もあったように記憶している…… (いまはそのようなことはないけれど…)
いつの日も、こころおだやかに暮らしたいな。
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