鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

お散歩写真 9月の夕暮れ

 今日のお天気は雨。

 台風が接近している影響だろうか、どこか不穏な空模様。

 先日撮影したお散歩写真でも……

家の谷間と花

 9月の夕暮れ、家の谷間と花の図。

 この頃は、日の暮れるのがぐっと早くなってきた。散歩をしていても、みるみる暗くなってゆく。薄暗いのは、わたしの好みではあるけれど、その情景はどこかもの寂しくもあるよ(夕暮れの暗さは わたしをどこに運んでゆきますか?)。

 夜には秋の虫たちがよく鳴いている……

―― † ――

 わたしはもともと理系なので、どちらかというと論理的な考え方(分析的な視点)を好むところがある。でもそれ以上に感覚的なことや直感を愛している。それはわたしのこころに、ありのままの生命のような、鮮やかな時間を与えてくれる。

 感覚的な認識や直感のイメージがおおきな魅力を持つ反面、それをそのままひとに伝えることは、むつかしくもある(最近もそのようなことでいくらか悲しい思いをした)。だからといって、理解されないことを怖れたくはないな…… 長い時間のなかから見えてくるものを大切にしよう。文章を書きつづけるというのは、わたしにとってそういうことだと思う。

 

鞠十月堂