お散歩写真 雨上がりの庭
今日のお天気は晴れたり曇ったり。
ときおりつよい風が吹き抜ける、びゅー。
先日撮影したお散歩写真でも……
雨上がり、薄日が差してきた庭の植物たちの図。
朝からしとしと降っていた雨が上がったので、お散歩に出かけることにした。カメラを持って玄関を出たところで、雲のあいだからさっと薄日が差してきた。こういうのって、ちょっとうれしい。
(まんなかに写っているのはマンリョウ、その下のしゅっとした葉っぱはオモト、細い枝はドウダンツツジ、です…)
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『鞄』《10》を投稿してひと月半、2/3にようやく《11》を投稿することが出来た。1/31の日記に書いたように『鞄』の記事を執筆していたらパソコンの電源が壊れてしまった。そのために記事の冒頭部分を書いたところで、執筆作業が3日ほど中断された。でも結果として、その中断がよかったのかもしれない。
『鞄』《11》は、それまで考えていたのとはまったく別のルートで展開していった。はじめは『燃えつきた地図』のプロットと『鞄』の主人公を導く不思議な鞄との関係を軸にして、あれこれ語る予定にしていた(ふたつの物語に橋を渡して、そこを行き来するかたちで語ってみようと思っていた)。
執筆を再開してみると、その箇所を( )に入れた3行に要約して、あっさりと通過。都市の失踪者の眼差しのイメージから、大江健三郎との対談を引用しつつ「アプリオリにある拠りどころを受け身的に持つこと」への疑惑を経由して、伝統からの追放者、安部公房晩年のクレオールまでいってしまった……
パソコンの故障による執筆の中断がなかったら、『鞄』《11》はどのような内容になっていただろう? そのように考えると、ちょっと不思議な気分になる。あの記事の最後のパートは事前に考えていたものではなくて、即興的に思い浮かんだものだった。あのイメージのために、空白の時間が必要だったのかもしれない。
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