鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

1月の日記 マーラー 「交響曲全集 歌曲集」 シノーポリ

 今日のお天気は晴れ。

 粉雪がちらちら。

 音楽CDのお話でも……

 昨年の3月、Warner(録音はEMI)から出ている「マーラー・コンプリート・エディション」(16CD)を購入した(記事はこちら)。そろそろ他の方の演奏も聴きたくなってきたので、新たなマーラーのセットを取り寄せてみることに。わたしの好みで選んだ方は……

マーラー 「交響曲全集、歌曲集」 シノーポリ

 マーラー交響曲全集、歌曲集」 シノーポリ Mahler - Sinopoli The Complete Recordings (ボックスセット 15CD)の図。

 ボックスセットの内容はジュゼッペ・シノーポリ Giuseppe Sinopoli (指揮)、フィルハーモニア管弦楽団 Philharmonia Orchestra(他)、がグラモフォン Deutsche Grammophon に残したマーラーの録音を集大成したもの(第1番~第10番までの交響曲、嘆きの歌、さすらう若人の歌、6つの歌曲、亡き子を偲ぶ歌、大地の歌を収録)。録音は1985年から1994年にかけておこなわれた(デジタル録音・セッション、歌曲の一部はライヴ)。

 シノーポリマーラーについてはパッケージに使ってある写真がすべてを物語っているような気がした。ふと何かに気がついたかのように上方に視線をむけて、シノーポリは何を見つめているのだろう? 憧憬と諦観、神々しいものと人間的なもの、美しいものがただ聴くことしか出来ないという残酷……

 シノーポリ、いいな。

 1月はこんなところです。

ご案内

 

鞠十月堂