鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

10月の日記 ショスタコーヴィチ 「交響曲第1番 ピアノ協奏曲第1番」 ヤンソンス&ベルリン・フィル

 今日のお天気は晴れ。

 この頃はなんだか肌寒い。

 音楽CDのお話でも……

 先日、いまの気分でショスタコーヴィチのCDを取り寄せてみた。

ショスタコーヴィチ「交響曲第1番 ピアノ協奏曲第1番」ヤンソンス&ベルリン・フィル

 ショスタコーヴィチ交響曲第1番 ピアノ協奏曲第1番」 Shostakovich: Symphony No. 1 in F Minor, Op.10; Concerto for Piano, Trumpet & Strings, Op.35 ヤンソンスベルリン・フィル Mariss Jansons & Berliner Philharmoniker の図。

 交響曲第1番ヘ短調作品10はショスタコーヴィチ先生(19歳)のレニングラード音楽院卒業作品(1925年)。ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲ハ短調作品35(ピアノ協奏曲 第1番)は1933年の作品。ピアノはミハイル・ルディ Mikhail Rudy、トランペットはオーレ・エドワルド・アントンセン Ole Edvard Antonsen です。

 レーベルは Warner Music Japan(クラシック・マスター・シリーズ)、録音は1994年、イギリス、ロンドン、アビー・ロード・スタジオでおこなわれた。

 ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲は、こちらのCDではじめて聴いたけれど妙に気に入ってしまった。タキシードを着た道化師たち、〈おかしみ〉を誘われる一方で、こころのひだが〈しんみり〉してしまう。遠くない未来のどこかに、この楽曲そのままの世界が存在しているような気がしている(どうしたらそこにゆけますか?)。

 10月はこんなところです。

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