ゼロの記憶が反復されると
ゼロの記憶が反復されると視界がみるみる暗くなってゆく
千の空っぽの夢が見えない腕のように伸びて天空を支えていた
ポケットに小さな眠りをしのばせて雨上がりの街路を歩く
このまま駅にむかおうか 商店街の古書店に立ち寄ってみようか
こころひかれる異国の絵本があった (まだ置いてあるかな?)
泣いているキリンのたてがみが夕暮れの風のなかで揺れていた
#0230
- 次回 創造の場所は
- 前回 6月の太陽に温められた
新ブログ 鞠二月二日堂 https://nightinriver-22.hatenablog.com/
ゼロの記憶が反復されると視界がみるみる暗くなってゆく
千の空っぽの夢が見えない腕のように伸びて天空を支えていた
ポケットに小さな眠りをしのばせて雨上がりの街路を歩く
このまま駅にむかおうか 商店街の古書店に立ち寄ってみようか
こころひかれる異国の絵本があった (まだ置いてあるかな?)
泣いているキリンのたてがみが夕暮れの風のなかで揺れていた
#0230