鞠十月堂

詩と文学と日記のブログ

146とお散歩写真《3》 窓

 今日のお天気は、どこか陰鬱な曇り空。

 気温は低め、ちょっと寒い。

 モンブラン146とお散歩写真の3回目。

 このシリーズのテーマは、1回目のときにも書いたけれど「モンブラン146についての愛を語ろう」です(この言葉はわたしが考えたんじゃありません、モンブラン146がわたしにそう言ったんです!)

 散歩に出かけるとき146を持ち出して、いろいろな場所で撮影を試みるのだけれど、気に入った写真を撮るのは意外にむつかしい。写真を撮られるときの146は、文字を綴るときのそれとはちがってどこか繊細な表情。いくらか気むずかしくもある。

 こちらの写真を撮影したのは3/21の夕暮れどき。場所はいつもの神社。

モンブラン146

 わたしはこの木造モルタルづくりの建物がちょっと好き。建てられてから50年くらいは経っているだろうか? とても味わいのある風情。むかしはお習字の教室とかで使われていたみたいだけれど、いまはまったく使われていない。

 窓からそっとなかを覗くと、そこだけ時の流れが止まっているかのよう。写真では部屋のなかが明るく見えているけど、これは奥の窓(部屋の反対側の窓)から差し込む夕日のオレンジ色。こういうのもちょっと素敵。

 夕暮れの暗さと、窓を通して見える夕日の明るさ。モンブラン146はやわらかな翳りのなか。

 この写真は、あなたへの愛を語っていますか?

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